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AI-Scout導入で前年比3倍の成果を実現──スカウト業務の自動化で人的コストを大幅削減
──ネイバーズ株式会社 × Solvio インタビュー
ITエンジニア向けのSES事業を展開するネイバーズ株式会社。同社では、採用活動の属人化と業務負荷の高さが課題となっていました。そこで、生成AIを活用したスカウト業務自動化ツール「AI-Scout」を導入。専任の採用担当者が不在の状態でも、前年比3倍以上の採用成果を実現しました。
今回は、プロジェクトを主導したネイバーズ株式会社 東京支店事業部長の灰田様に、導入の背景から成果、今後のAI活用の展望までを伺いました。
採用活動の属人化と業務負荷。拡大に向けた限界が見えていた
──Solvioへの依頼以前、採用活動においてどのような課題を抱えていたのでしょうか?
灰田さん:
「ネイバーズ株式会社は、エンジニアをクライアント先のプロジェクトにアサインするSES(システムエンジニアリングサービス)事業を展開しています。労働集約型ビジネスである以上、事業拡大の鍵は「人材の採用力」。採用が進まなければ、事業は拡大できません。これは労働集約型ビジネスの宿命とも言える課題です。
当時は採用担当が1名のみで、スカウトメールの作成と送信に1日5時間も費やしていました。メール文面の作成には属人性があり、担当者のスキルに大きく依存していたため、業務の再現性や継続性に課題がありました。
さらに、担当者が退職した場合には採用活動がストップしてしまうリスクもありました。人員を増やすのか、業務の進め方を根本的に見直すのか、判断が求められる状況でした。」
「こんな仕組みがあればいいのに」から始まった共創プロジェクト
──Solvioに依頼した理由を教えてください。
灰田さん:
「Solvioとは元々の知り合いで、雑談の中で『こういう仕組みがあれば採用が加速するのに』と話したところ、『できますよ』と即答していただきました。
Solvioは、クライアントファーストの姿勢に加えて、技術力と実行力が非常に高いです。成果が出るまでやり切ってくれるという信頼感があり、迷わず依頼を決めました。
2023年9月にプロジェクトがスタートし、10月には早くもプロトタイプを開発。その後、1ヶ月ほどで安定稼働に至るというスピード感でした。密なコミュニケーションを取りながら進めたことで、ミスマッチも起こらず、非常にスムーズな立ち上がりでした。」
属人性ゼロの採用体制へ──専任不在でも前年比3倍の成果
──AI-Scout導入後の成果について教えてください。
灰田さん:
「2023年10月に導入してから半年間で、採用数は前年の3倍以上に増加しました。具体的には、4月に12名、5月に8名、6月に8名、7月もすでに4名の内定が出ています。安定的に採用できる体制が整い、成果は3倍を大きく上回る状況です。」
──現在も採用担当は1名体制ですか?
灰田さん:
「現在は、専任の採用担当者は配置していません。AI-Scoutがスカウトメールを自動で送信してくれるため、あとは面談希望者との日程調整を行う程度です。人的リソースのコストはほぼ発生していません。」
──採用の“質”に変化はありましたか?
灰田さん:
「母集団の属性は大きく変わっていないため、質に問題はありません。むしろ、リーチできる候補者の数が増えたことで、より多くの選択肢からマッチ度の高い人材を見極められるようになりました。その結果、面談希望率やクロージング率も向上し、候補者のエンゲージメントが高まっている印象です。」
東京支店に起きた“ゲームチェンジ”──社内からも高評価
──AI-Scout導入後、社内の反応はいかがでしたか?
灰田さん:
「社内では“ゲームチェンジが起きた”という声が出ています。特に東京支店は大阪本社に比べて後発でしたが、AI-Scoutの導入によって採用が加速し、わずか半年で東京支店の稼働人数は従来の3倍に。大阪本社と肩を並べる規模へと急成長を遂げました。
また、Solvioの対応力も社内で非常に高く評価されています。現場の声を丁寧に拾い上げ、柔軟に機能追加を行ってくれたことで、AI-Scoutは“現場で使えるサービス”として進化し続けています。プロトタイプから始まった取り組みが、ここまで実用性の高い仕組みに成熟するとは。正直想像以上でした。」
“人材の価値を最大化する”未来へ──営業・教育・キャリア支援にも広がるAI活用
──今後、AIを活用したい業務領域はどこですか?
灰田さん:
「営業活動ですね。プロジェクトに対して自社のエンジニアを提案する際、スキルのマッチ度や不足部分の分析、補完方法の提案などが必要になります。ここはAIで十分に代替可能だと考えています。
営業は、より上流のマネジメントや顧客との関係構築といった、人にしかできない領域にシフトしていくべきです。」
──教育やキャリア支援の分野では、どのような構想をお持ちですか?
灰田さん:
「弊社では未経験人材を多く採用していますが、入社後に明確なキャリア支援がなければ、ポテンシャルを活かしきれないままになってしまうこともあります。私たちは、すべての社員がキャリアを前に進め、市場価値を高められる環境をつくりたいと考えています。
キャリアパスは一人ひとり異なるため、会社が一方的に用意したカリキュラムに合わせるのではなく、個人の目標に基づいた“ビジョンマップ”をAIと共に設計することで、より効果的なキャリア支援が可能になると考えています。」
──教育プログラムにもAIを取り入れているのでしょうか?
灰田さん:
「はい、しっかりと組み込んでいます。弊社では未経験人材に対して2ヶ月間の教育プログラムを提供していますが、よくある“資格取得中心”の研修ではありません。2ヶ月後に参加予定のプロジェクトを見据え、そこから逆算して必要なスキルを習得する構成になっています。
このカリキュラムもSolvioに設計いただきました。現場ニーズに即した実践的な内容をAIを活用しながら構築できたのは、非常に心強かったです。実際に、受講者からの満足度も高く、入社後の早期離職率が大きく下がるなど、ビジネス面でも良い効果が出ています。」
「結局、誰とやるかがすべて」──Solvioとの信頼関係
──Solvioへの評価をお聞かせください。
灰田さん:
「レスポンスが早く、常に顧客目線で動いてくれました。一般的なツール開発会社では、導入コストをかけても成果が見えるかどうか分からないというケースもありますが、Solvioとの取り組みでは、そうした不安を一切感じませんでした。
料金もサブスクリプション型で手頃に設定されており、長期的に使い続けられる設計になっていると感じました。単なるツール提供にとどまらず、成果が出るまで伴走してくれる姿勢に、Solvioのものづくりへのプライドを感じました。」
「成長したいなら、やるしかない」──導入を成功させるために必要なこと
──社内で生成AI導入を進めるうえで、重要だと感じていることはありますか?
灰田さん:
「“こんな仕組みがあったらいいな”という明確な課題・展望さえあれば、それを形にするのはSolvioにお願いすれば実現できると感じています。
まずは、“こういう仕組みがほしい”という課題をしっかりと言語化することが重要です。そして、それを解決することでどれだけ生産性が向上するのかを明確にしておくこと。依頼する側の準備が成果に直結します。
とはいえ、最初からすべての課題を明確にするのはとても難しいです。Solvioさんは、課題の抽出や整理の段階から丁寧に伴走してくれるので、モヤっとした状態からでも一緒に形にしていける安心感がありました。
どの業務をAIで自動化すべきかを見極め、切り分けて定義する力が求められますし、それを社内で推進するには、やはり“信じてやり切る覚悟”が必要です。『これをやれば必ず結果が出る』という確信を持って動くことが、AI導入成功の鍵だと思います。」
──生成AIの導入を検討している企業へのメッセージをお願いします。
灰田さん:
「検討している時間があるなら、まずは小さくでも始めるべきです。成長したいなら、やらない理由はありません。
生成AIは、業務の効率や再現性、人材活用のあり方までを根本から変える力を持っています。
実際に私たちも、採用や教育といったコア業務において、工数削減や成果の最大化といった大きな効果を実感しています。
そして、最終的に重要なのは、“何を使うか”よりも“誰とやるか”。うちはSolvioと組んだことで、本当に良い結果を得られました。」
生成AIを活用し、ビジネスアイデアを次のフェーズへ
ネイバーズ株式会社様では今後、採用だけでなく、営業、新規開拓、キャリア支援など、さまざまな業務領域で生成AIの活用を本格化させる方針です。
灰田さん:
「営業活動やキャリア設計など、まだまだ人が手を動かしている業務は多くあります。でも、そこにAIを組み合わせることで、より価値のある時間の使い方ができるようになる。人間は“人にしかできない仕事”に集中すべきです。
弊社は、人材を育てて社会に送り出す会社です。だからこそ、AIは“人の可能性を広げるツール”として活用していきたい。Solvioとともに、次のフェーズへ進んでいきます。」
Solvioは、実現に向けた技術パートナーとして、課題の整理からアイデアの具体化、プロトタイピング、実装までを一貫して支援します。現場の声と技術をつなぐ“共創パートナー”として、今後も伴走していきます。


